すっかりブログをさぼってしまいました。

夏期講習に入るとやはり忙しいもので、授業漬けの毎日です。ない時間でもとにかく時間を見つけてやる、受験生と同じですね。子どもたち、特に受験学年の子たちは本当に頑張ってきてくれています。毎年のようで「毎年が特別」。そんな夏期講習が今年も繰り広げられています。

そんな6年生の夏期講習で毎年生徒たちに伝えていることがあります。それは「来年の夏期講習はキミたちは受けられないんだ。例えキミらのお父さんお母さんが『倍の金額払うから』って言われても断るよ。来年の今頃、キミらは行った先の(私立の)中学校で部活に特別講座に忙しいはず。だからキミらの席は来年はもうないんだ。だから今年の夏は『やりきった!』と思うまでやろう」…。毎年言っています。それでもやっぱり「小学生のすること」だから完璧ではないし、そこまでの期待はしていません。どちらかというと、教えている「自分自身」に言い聞かせているのかもしれません。「この子たちに関われる夏期講習は今年が最後だよ」と。

夏期講習で教えたことが10だとして、残ることはそれでも3かもしれない、4かもしれない。5までいったら上等かな…?でも、もうちょっとは…。毎年感じる欲深き自分のジレンマ。ただその時に生徒がマスターできなくても、9月か11月か、はたまた入試間際かもしれない、いつの間にかマスターできている…なんてこともありますのでね。

来年の夏、今年の分まで思いっきり夏を楽しんでね。それまでもう少しだけ、へとへとになるまで一緒にがんばろう。

 

みっしぇる